2026.9 SEPTEMBER 74号

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編集後記

 ニュースで「グローバルサウス」という言葉を目にする機会が増えてきました。グローバルサウスについて明確な定義はなく、主に南半球に位置するアジアやアフリカ、中南米地域の新興国・途上国の総称を意味しています。

 国際通貨基金(IMF)によれば、世界の国内総生産(GDP)でグローバルサウスの割合は約4割に達し、日米欧など主要7カ国(G7)を上回っています。人口は世界全体の約7割を占め、今後も人口の増加や市場の拡大が見込まれています。世界で存在感を強めるグローバルサウスは、食料や資源、エネルギーなど豊富な国も多く、資源に乏しく、人口減少している日本にとって今後の連携強化が不可欠となっています。このような背景を踏まえ、今号では「農業農村開発におけるグローバルサウスとは?」をテーマに据え、国際機関や大学、研究機関など様々な立場の専門家がグローバルサウスの農業・農村開発の歴史や現状、課題、今後に期待することなど事例を挙げながら紹介しています。

 気候変動や食料危機、エネルギーの安全保障など世界が抱える課題と向き合い、グローバルサウスと持続可能な農業・農村開発を進めていくには、本誌で専門家から提言があったように日本は失敗した経験も共有しながら信頼関係を築き、連携を強化していくべきだと思います。

 最後になりましたが、今号の発行にあたり、ご多忙の中、ご寄稿いただいたご執筆者の皆様、並びに、本誌を手に取っていただいた読者の皆様にこの場をお借りしてあらためてお礼を申し上げます。

※画像や文章はそれぞれの著作権者に属します。


訂正とお詫び

 本誌第73号の「Book Guide」で『荒野に果実が実るまで』(集英社新書)の著者名表記に誤りがありました。以下の通り訂正するとともに、著者並びに読者や皆さまに心よりお詫び申し上げます。

著者名:【誤】田端勇樹

【正】田畑勇樹


企画委員会

委員長  田野井雅彦

委 員  國安法夫  平林秀紀

     福村一成  渡辺 守


編集委員会

委員長  清野哲生

委 員  石田 聡  福村一成

いずれの委員会も氏名は五十音順


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