*編集注記:本誌の第54号所載の「ナイル川の水資源とエジプトの水利用(上記本文の佐藤 2016)」から抜粋。ベイスン灌漑−ナイル川では、毎年8−10月にかけて発生する洪水を堤防で囲んだ耕地(ベイスン)に導入して、2か月程、1.5メートル程の深さに湛水させ、ナイル川の洪水が引くと排水してコムギなどを播種した。