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 1.文明の発達には、水にまつわる問題が密接に関係している。 
2.水は価値ある貴重な資源であり、水に関わるあらゆる関係者が効果的で持続的な水利用のため、互いに協力する必要がある。 
3.かんがい排水分野は、多くの課題に直面しているが、地球規模の食料安全保障に貢献してきている。 
4.政府機関は関係者の中心となり、農業用水管理における枠組みを提供する役割を有している。 
5.水管理システムの計画や設計段階において、圃場(ほじょう)における効率的な水利用はもちろんのこと、多目的利用も検討しておくことが重要である。 
6.農業分野は最大の水ユーザーであり、近代的な技術だけでなく伝統的な技術を用いて、食料安全保障の強化に取り組まなければならない。 
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 7.財政的な支援は経済状況に応じて行われるべきであり、過去の経験から適切な手法を選択し、それぞれの状況に応じた支援を行うべきである。 
8.コストは持続的に賄えるものである必要があり、広く適用可能なものであるべきである。 
9.極端な気候変動に対するリスク分析や脆弱(ぜいじゃく)性の評価を行うことによって、農業用水に与えるリスクの削減を行う必要がある。 
10.かんがいフォーラムの結果は、農民や圃場(ほじょう)レベルでの水管理責任者と共有しなければならない。 
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